風圧帯について

風は、何時も一定の方向に吹いている訳ではありません。
又、風は、山、屋根、壁などの障害物があると、方向変化を起こします。屋根の勾配方向に出すと、雪などのずり落ちの影響を受けます。従って、勾配の有る方は避けて、あずみ(丹後ではこういう)方向に出します。

エントツの高さは、およそ、地上4mは必要です。360度、どの方向から風が吹いても、風圧帯の影響を避けましょう。自分の家ばかりでは無く、周りの家の事も考慮しましょう。風圧帯は、エントツトップから入り込んで逆流するばかりではありません。トップ付近の気圧が高ければ、煙は、上昇して来ません。個人での設置は、自己責任で、法律の適用外ですが、事故の責任は、全て、自分にあるという事を覚えておきましょう。

何処にでも、風圧帯という風の通り道があるという事を、良く、覚えていると、燃えない理由とか、逆流して来る時の対策が出来るでしょう。かぐつち二号は、シングルエントツで十分ですが、それでも、一定の基準があります。快適なかぐつち二号ライフの為には、ぜひ、知っておくと良いでしょう。