このところ、薪、木酢液の事が話題になります。車の燃料ガソリンは、スタンドで入れますが、一滴の水でも入れようものなら、エンジンはかかりません。薪は、燃料です。普通、薪に含まれている水分は、乾燥薪でも、15%の水分が混ざっています。目には見えなくとも、水が混ざっているのです。燃やすと、この水が蒸発します。かぐつち二号は、高性能でも、初めの焚き付け時には、薄い煙と共に、水蒸気が出ます。この水蒸気は、100度以下でエントツ内を通ると、木酢液の生成に繋がります。ましてや、薪が良く乾燥していないと、燃えないばかりか、水分が更に多くなり、木酢液の生成に拍車を掛けます。だから、焚き付け時は、特に、乾燥薪で短時間に火室の温度を上げる必要があるのです。バ-ントンネル、ヒ-トライザ-で二次燃焼させ、高温でエントツ内から排煙させてやれば、木酢液は、生成されません。そういう事で、一にも二にも、乾燥した薪を燃やす事をお勧めです。また、これまでは、エントツは、長ければ、長い方が良いとされて来ました。長いエントツの先端は、外気に冷やされます。長ければ良いという常識は、捨てましょう。かぐつち二号の推奨する高さは、横引き一メ-トル、縦方向四メ-トル以内をお勧めです。これで、排煙は120度を超えて、良く燃え、木酢液は、出ません。