業務報告。
今夜は、薪スト-ブでの薪の種類と焚き方についてです。
一般的に、薪スト-ブでは、竹、杉、檜、松など、間伐材を薪にする事はタブ-とされています。
かぐつち二号、三号は、これらを推奨はしませんが、さりとて、禁止にはしておりません。
鋳物製薪スト-ブは高温になると、膨張率が低いのでひび割れする事の危険性があります。
なぜなら、竹、間伐材は、材の中に多くの脂身が含まれており、
これらが燃焼すると高温となりやすいからです。つまり、ひび割れの危険性があります。
ひび割れを防ぐ方法は、空気の入りを絞り、燃えさかる炎を見て、高温にならないような焚き方をすれば、
大丈夫なのです。目安に温度計を付けて置くと良いでしょう。
かぐつち二号、三号は、鋼板製ですので、ひび割れの危険性はありません。
溶接部分も、内外とも溶接をしてあります。
ただ、高温になると、鋼板が膨張して来ます。
竹、間伐材など、脂身の多い材を燃やす時は、思い切って空気取り入れ弁などを絞り込みましょう。
チョロチョロ燃えているような状態でも、脂身が燃える時は高温になるので、暖かさは落ちません。
薪スト-ブの運用は、法律的には、自己責任の世界です。
ダイヤルやボタンの操作で行われるものではありません。
失敗しない為には、売主に詳しく教えて貰いましょう。
最終的な責任の存在は、売主と買い手だけです。
薪スト-ブユ-ザ-であろうと、責任のないスト-バ-に聞いたり、修理をお願いするのは止めましょう。
火を扱うのは危険な事です。慎重を要します。
自分自身が、経験して、豊かな薪スト-ブライフとしたいものです。
最後に、薪スト-ブを自分勝手に改造する事は、厳禁です。
買ったままを使用して下さい。売り手のいう事を聞かない場合は、自己責任が発生します。
つまり、如何なる保証対象からも外れるという事になります。